クォーツ式腕時計  CYMA (シーマ) SEA LORD (シーロード) 815 の電池交換

クォーツ式腕時計の電池交換をしていきたいと思います。


クォーツ式時計とは、水晶振動子を用いたものであり、水晶時計やクォーツと呼ばれており電池で動いている時計を指します。


今回電池交換をする腕時計
CYMA SEA LORD 815です。

 


こちらスイスの時計メーカー
ETA製の902.101ムーブメントが採用されてます。


それでは早速交換していきましょう♪。

 

 

裏蓋を開ける


先ずは裏蓋の種類を確認です。


このCYMA SEA LORD 815
は、ネジ止め式が採用されています。


この時計の場合、
4本のネジを緩める事でパカっと裏蓋が外れます。

 


使用工具としてはサイズの合ったプラスドライバー1本あれば外せますね。

 

 

 

ムーブメントと電池の確認

 

裏蓋を開けると見えてくるのがクォーツ式ムーブメント!


ETA902.101
が搭載されていました。


ETA
製のムーブメントはどれを見てもホント美しいです。

 

さて電池の方ですが(364)SR621SWって型でした。

 


見たところ電池の腐食や液漏れ等も見られず綺麗な状態です。


軽く綿棒で掃除をして電池の入れ替えをしていきます。

 

新品の電池と入替え  

 

プラス面を上にしてはめ込んで終わりです。

必ず電池の向きを確認してから!!

 

交換自体は簡単ですが、注意点として、電池をピンセットなどで摘むときは、金属の物ではなくプラスチックピンセットを使用したり、指の脂が付着したり、プラス端子とマイナス端子がショートしないように指サック等で保護しましょう。

 

 

 

 

 

 


また、金属製のピンセットを使う場合は、電池の腹同士を掴むのではなく、脇を掴むようにします。

 

 

電池がショートすると電圧が不安定になる為、注意が必要です。


そしてもう一点、ピンセット等でコイルを傷つけてしまうと時計の故障に繋がるので無理して壊してしまう前にプロに依頼するのが安心です。

 

 

 

 

 

動作確認

 

電池交換が終わったらパッキンの劣化を確認し、場合によって交換をしていきます。

防水機能の低下などを防止する為に電池交換や裏蓋を開けた場合に新品のパッキンに交換するのが無難です。

 

無事に秒針が動き出しました。


後はベルト等を綺麗に掃除、必要ならば磨きをし、元に戻して完成です。

 

 

まとめ

 

今回はクォーツ式腕時計  CYMA (シーマ) SEA LORD (シーロード) 815 の電池交換してみました。


シンプルな作りですが気品溢れる感じがなんともお洒落な時計です。


また次回も様々な時計のメンテナンスや電池を交換していきたいと思います。

 

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