どうも!タウルスです。
今回は仕入れた商品の中で、コンパクトフィルムカメラCanon Autoboy 2の検品、整備をしていきます。
Canon Autoboy2とは?

こちらCanon Autoboy2 ですが、1983年の4月に登場したコンパクトフィルムカメラです。
同時にクオーツデート機能を搭載したモデルも販売されました。(+5,000円)
38mm F2.8レンズを搭載し、オートフォーカスは近赤外光投射による三角方式を採用している優れものです。
また発売当時の価格は42,800円でケースが2,000円となっており、現在は状態の良いものであれば3〜6,000円程で取引されていますね。

状態をチェックしていく
まとまった数の商品を引き取りした場合、中には壊れてる物や、ちゃんと商品となる物が混ざり込んでるときがあります。
そのまま商品になる物でも検品後のアルコール除菌や清掃、メンテナンスは、欠かさず行ってます。
また、修理が必要な物ならできる範囲で直しますが利益の見込みが無い様な商品なら処分します。

このAutoboy2ですが外観はかなり状態がよく、ファインダーに少しゴミの混入が見受けられる程度で外観ヨシですね。
次にレンズを見てみます。多少のホコリの混入はありますが、カビの発生は見受けられませんね。光学の状態も良さそうです。

さあ続いてフィルム室ですが、レンズも埃の混入のみで綺麗な状態です。

写真を撮り忘れましたが、この手の古いカメラは大概モルトの交換時期を過ぎており、モロモロになってます。
このまま放置してしまうとモルトのカスが悪さをするので剥がして綺麗に掃除します。
次に電池室を確認しますが、これが最悪。古い電池が放置されていました。電池を抜いてみると案の定の液漏れ。

よくある事ですが、前の持ち主様が使わなくなって、そのまま電池を放置する事が多いです。
今回の場合ちょっとした液漏れだけなので軽く掃除すれば良さそうです。
動作確認
軽く綺麗にしてから電池を入れての動作確認をしていきます。

通電する、シャッター切れる、フラッシュ焚ける、巻き上げ、巻き戻しできる、フィルムカウンター動く、等々、基本動作は問題なし。
他はシャッタースピードの変化を確認してみたり、露出やらなんやらと確認していきます。
動作品を買取りすると楽ですが、倉庫整理等で段ボール一杯に詰め込まれたら、その場で一つ一つの動作確認は時間も掛かるし無理ってなもんです。(笑)
動作品とわかるもの以外は、まとめて引き取りの了承を得て買取してます。
最後に

動作する事がわかれば、細部まで綺麗に仕上げて完了です。
物によってはカメラの側を分解して清掃や注油をしていきます。
案外、手間と時間と労力がいる作業です。(汗)
カメラに限らずに中古品は、そのまま横流し販売してる物もあるので、ジャンク品なのか、動作品なのか、不具合箇所は説明通りか、オークション等ではよく確認して、納得してからの購入をお勧めします。
カメラ以外の商品も今後は紹介していきたいと思います。 以上!